人生初の南米大陸はコロンビア!
想像以上に魅力的な国でした。
色々ありすぎてまだ振り返れないので、情報を残しつつ振り返ってみます。
【レート 2017年9月】
※1メキシコペソ(MXN)=6.2円
※1コロンビアペソ=0.038円
エメラルド博物館から見えるボゴタの街並み |
メキシコのLCC航空会社 Interjet
今回利用したのはLCCだけどサービスが良いと評判のInterjet。
websiteはこちら
カンクンからボゴタへの往復料金が2名で10760MXNでした。
1名あたりの片道料金は2690MXN。約16000円です。
InterjetはアジアのLCCのように、予約する時に荷物はいくつ預けるから、追加料金はいくらで…食事プランのオプションは…などという、こまごま煩わしい予約システムではありません。
シンプルで使いやすいウェブサイトでした。
日本からは本当に遠い南米に、こうして気軽な金額で旅行ができるのはここに住んでいるからこその役得。
今のうちに南米にはぜひ足を伸ばしてみたいです。
アルゼンチンはメキシコからでもまだまだ遠くて高いですけどね。。。
空港でのチェックイン
旅行当日の朝にはメールでお知らせしてくれます。
うっかり旅行の日程を勘違いしていても安心ですね。
いいサービスだなあと思っていましたが、帰りの日にメールはありませんでした。
メキシコの居住者、滞在許可書を持っている人はまずは先に出国手続き。
空港のイミグレーションで出国届けに記入、パスポートにハンコをもらってからInterjetのカウンターでチェックインです。
チェックインに必要なものは
・パスポート
・コロンビアを出るフライトチケット
・出国届け(メキシコ在住者のみ)
以上3点。
コロンビアを出国するフライトチケットはかなり何度も確認されました。
空路でコロンビアに入る場合、準備しておいたほうが無難だと思います。
eチケットの提示は特に求められませんでした。
今回はLightパック、一番安いクラスのチケットですが、預け荷物は1人につき1個(25kgまで)までは無料で預ける事ができます。
手荷物は10kgまで持ち込み可能。
荷物を預けてゲートをくぐり、搭乗を待ちます。
空港内は暇なので、ついついなにかつまみたくなりますが、ゲート内の食料は世界共通で空港プライス(高い)。
なので、最近はもっぱらお弁当を持ち込んでます。
市内の何倍もの値段がするピザをほおばるアメリカ人を横目に、持参したおにぎりをほおばり出発を待ちました。
持ち込み手荷物のサイズ(Interjetホームページより) |
快適な機内
予定通りの時間に出発。
座席に腰掛けてみるとかなりゆったりしています。
シート自体は普通のサイズですが、前の座席との距離が普通の飛行機に比べて余裕があります。
私はまあまあ大柄なので、ゆったりした座席はとてもありがたい。これは快適!
大柄なぽっちゃりさんが多いメキシコ。
身内に優しい航空会社の懐の深さを感じます。
普通に座ってもこれだけのスペース! |
機内には女性専用トイレも。
高齢者への割り引きや、2歳までの幼児は国内線無料など、色々配慮が見られます。
女性専用トイレ |
カンクンからボゴタまでは約3時間半。
日本から台湾ぐらいでしょうか。
2時間くらいすると、ドリンクサービスがきました。
もちろんアルコールも含まれています。
アルコールはビールかテキーラの2択でしたが、LCCでドリンクサービスがあるのはお得感がさらに高まります。
テキーラはブランコとアネホ2種類用意されていました。
しかもおやつとサンドイッチまで!
アメリカの航空会社(DELTAやAmerican、United)は国際線でもアメリカ大陸間だと食事が出ません。
カンクンからロスアンゼルスまで、同じく3時間強ですが、軽食も飲み物もついてません。
それに比べてこのサービス…。
どんどんInterjetのことが好きになっていきます。
ほろ酔いでいい気分で過ごしていると、あっという間にボゴタに着きました。
エルドラド国際空港に到着
ボゴタの国際空港、エルドラド(黄金郷)に無事到着。
入国審査は落ち着いた雰囲気でスムーズ。
滞在目的、日数を聞かれ、すぐにスタンプをバスンと押してもらえました。
空港でのミッションはお金を下ろすこととSIMカードを手に入れることの2つ。
まず、ATMは幾つかあるのですが、【楽天VISAカード】が使えませんでした。
Plusマークもついていたのですが、結局ボゴタ市内でも楽天VISAカードは使用できませんでした。何枚か持って行っていたカードのうち引き出しができたのは【ジャパンネット銀行】とメキシコで作った【HSBC】のデビットカード。
上記2枚はボゴタ市内でも同様に利用できました。
次にSIMカードです。
空港内にSIMカードを売っている店はあるはずなのですが、誰に聞いても違う答えが帰ってくる。。
空港には無いと言う人もいれば、1階にあるという人も、2階にあるという人も。
しばらく空港の中を歩いて探していると、どこからともなく男の人が近寄ってきて、
「SIMカードを探しているのか?」
と、財布の中からへたれたSIMカードを出してきました。
コロンビアのザ・売人らしい雰囲気。
不安を感じます。
400円くらいとかなり安かったのですが、怪しい人とのファーストコンタクトだったので丁重にお断り。
後から分かるのですが、ボゴタの路上でもたくさんの人がSIMカードを売っていました。
一応使えるようで、セッティングまでしてくれているようでした。
怪しい人ではなかったんでしょうね。
最終的に、スナックなどを売っている売店でSIMカードは売られていました。
SIMが売られている空港内の売店 |
キャリアはメキシコにもあるMovistarとCraloの2択。
選んだプランは利用期間が15日で30分の通話。
1Gのインターネットと、FacebookやTwitter、Whats AppなどのSNSが使い放題といううプラン。
値段はカード代込みで15000コロンビアペソ(600円くらい)でした。
カードを挿してもうまく繋がりませんでしたが、売店のお姉ちゃんが日本語表記の携帯をじくりまくってセッティングしてくれました。
アクセスポイントの変更が必要だったようです。
携帯をいじりまくってなんとかしれくれたお姉ちゃん |
空港から市内まではタクシーが楽で良いと思います。
メーター制で割安でした。
空港からセントロのトランスミレニオ(市内を走るバス)のUnivercidadあたりまでで20000コロンビアペソ(約800円)程度でしたよ。
カンクンへ戻ってきたとき
コロンビアで色々ありましたがなんとか無事メキシコへ。
メキシコの入国は、飛行機を降りた時点から物々しい警戒ぶり。
私たちはメキシコに在留資格があり、しかも日本人ということが原因なのか、するっと入国できましたが、コロンビア人に対してはかなり厳しめにチェックしていました。
乗客は明らかにバカンスに来ている普通の家族連ればかりだったのですが、荷物を全部開けられている人たちも少なくありませんでした。
携帯の裏蓋を開けている人にも注意していました。
(おそらくSIMカードを抜いていただけ)
空港職員はギラギラした目で、「必ず、持ち込んだコカイン見つけてやるぜ!」という熱意が伝わってきていましたが…
まあ失礼な話ですよね。
実際の今のコロンビアの現状と、過去のイメージが全く更新されていないのでしょう。
ボゴタでは街中のいたるところにグラフティが見られた |
まとめ
総じて、Interjet、快適でした!
座席のサイズ、機内サービス、予約システムと、ユーザー目線での企業努力が随所に感じられます。
今まで使ったLCCでも一番印象が良かったです。
ここ10年で飛躍的に事業を拡大している航空会社ですが、納得できますね。
また機会があればぜひ使おうと思えたので、おすすめの航空会社です!