2015年10月14日水曜日

グアナファトの中古車事情

グアナファトは綺麗な街なのですが、しばらく過ごしていると退屈になってきます。
近所の村を訪れたり、必要な物を買い出しにいったりと、なにかと車が必要な場面があるので、中古車を購入しました。
こちらもビザの申請と同じく、振り返るとスムーズに進んでいた事がわかるのですが、最中は先が見えずに大変でした。
それでもなんとか、拙い語学力ながらも無事中古車を購入できました。
手順は以下の通りです。


自動車免許の申請

まずは免許の申請から始めました。グアナファト州の場合、Transporte del estado という免許センターに必要書類を持参して申請しに行きます。場所はTransitoというバス停の近くで、グアナファトの高速道路入り口からサンミゲル方面へ5分くらいバスで行くとあります。


グアナファトの免許センター。親切な人が多くまあまあスムーズ。


必要書類
・日本の免許
・パスポートのオリジナルとコピー
・公共料金の明細(水・電気・電話など)のオリジナルとコピー(名義が家主でもOK
・健康診断書 (Certificado Medicoと呼ばれている書類で、視力や血液型の記載されているもの。街中のMedicoに行って頼むと、その場で書いてくれる。40ペソくらい)
・レジデンシャルカード(在留許可証)


タトゥースタジオの左がMedico。街中にいくつかある。

以上の書類を持参して申請。有効期限2年で478ペソでした。
3年前の情報に比べて、金額が倍近く上がっていました。



車を探す

免許書を手に入れたら次は車探しです。メキシコで車を購入する方法はいくつかあるのですが、まずは、家の近くに駐車してあった車の窓に$マークと電話番号が書いてあったので、連絡して車を見せてもらいました。この方法は珍しくなく、街中を走っている車の窓に$マークが書いてあるのをちらちら見かけます。

18万kmで26500ペソ



エンジンをチェックしてもらいます


 家のすぐ近所で見つけた上に、グアナファトの中古車では珍しいオートマ車。「これで決まれば嬉しいなー」と、ドキドキしながら通訳&メカニックと一緒に車を見に行きました。ドキドキしながら試乗して、50mくらい走ったところの坂道で突然エンスト。

車の持ち主は、「3ヶ月前に車を買って、エンジンは最近積み替えたからバッチリだよ!」と言ってたんですが、そんなに早く手放すのはなんだかおかしいと思いました。どうにも印象が良くないので、少し考えさせてくれ、と伝えると「今週末にチアンギス(青空市場)に出すから、早く決めないと他の奴に売っちゃうよ」と強引なクロージングをされました。
なにかと信用できない雰囲気だったのでこの車は却下。
そしていまだにこの車は売れることなく、家の近所をうろちょろしてます。


その後も引き続き道の車をチェックし続けるも、なかなか条件に合う車が見つかりません。毎週土曜日に発行されてるグアナファトの情報誌、”CHOPPER”を見て、売りに出されている車をチェックしていました。しかし、CHOPPERには文字情報だけで写真がなく、値段も書いていないことが多いので、選びきれず。

インターネットでも”Segunda mano”や”Mercado libre”といった”売ります買いますサイト”を見て、条件にあった車を絞り込みました。サイトで見つけた車の持ち主に連絡して、会う約束を取り付けます。
電話で知らない人とスペイン語で約束をするのは私たちにはまだ難しく、快く車探しに協力してくれた友人が、売主との会う段取りや、通訳を引き受けてくれました。


16万kmで21000ペソ。


電話でアポを取ってもらい、メカニコと一緒に車を見に行きます。エンジンや足回りをチェックしてもらい試乗。隣街へ行ったり、アポを飛ばされたり、エンジンを見せてもらえなかったりしながら、個人売買の案件を全部で4台見ました。


エンジンを見せてもらえなかった。12万kmで34500ペソ


また、Miaが前から目をつけていた謎の中国ディーラー"FAW"にも行きました。事前に調べていたところ、メキシコの新車ではここFAWが最安値でした。しかし、実際に行ってみるとトラックしか並んでいません。店員さんに話を聞いてみたところ、なんと普通自動車部門はすでに撤退しており、トラック一本に戦略変更されていました。危ないところでした。
ほんの何週間前までは普通車展示してたんですが…。


13万kmぐらいで24000ペソ。同じコンディションだとレオンの方が安い。
立地、雰囲気、関係性も、グアナファトが京都でレオンが大阪のよう。


そんなこんなでいろんなアプローチをしてみましたが、結局最後は隣街レオンの中古車屋で条件に合う車がようやく見つかりました!
5台目でようやく不安要素のない車が見つかった時には本当に嬉しかったです。


このような経験を経た私たちがオススメする車探しの方法は、語学力に自信がない場合はレオンの中古車屋さんを何件か見て回るのが良いと思います。その後の手続きも助けてくれるますし、店を構えているという安心感もあります。
語学力に自信がある場合は、個人交渉の方が安い値段で手に入れる事ができるでしょう。ハズレも多いですが根気強く探せば掘り出し物も出てきそうです。


ついに発見!17万キロで34500ペソ。


メキシコでは車の輸入に制限があるため、中古車の相場価格が総じて日本より高く、90年代後半の車が20万キロくらい走っていても2,30万円の値段が付いています。その反面、車の修理整備にかかる費用が驚くほど安いです。
例えば私たちが日本で乗っていた車の窓(電動)が閉まらなくなった時、修理に4万円かかると言われ、10万くらいで買った車だったので手放した事がありました。しかし、同じ修理作業がこちらでは2000円かからないくらいで治してくれます。
実際見た4代の車も全て修理が必要だったのですが、「どの修理も大体1000円から2000円でできるよ!」とメカニコが言ってました。
TPPが動き出せば中古車の相場も変わるかもしれませんね。



ナンバープレートの登録

いよいよ車を手に入れました。あとはもう一度免許センターに行って、ナンバープレートを登録すればおしまいです。
この時に必要なのは

・Factura(車検証みたいな書類です。裏に歴代の持ち主の名前が記入されていて、購入した時に自分の名前を追加する)
・免許証
・公共料金の明細
・当該年度の税金支払い証明
費用 1372ペソ

ナンバープレートは2日後に発行してくれました。その間の運転に必要な”プレート発行待ち”の書類作成に70ペソ。この書類を窓に貼っておけばプレートなしで公道を走っても大丈夫です。探し出してからナンバープレートを手に入れるまでおよそ1ヶ月弱。私は2台見た時点でもう大分めんどくさくなっていまいましたが、Miaが根気強く頑張ってくれました。


個人売買をしている人の中には時々胡散臭い人がいましたが、中古車販売のお店や整備工場、免許センターの人たちは皆協力的で信用できる人たちでした。仕事も丁寧で早く、融通も聞いてくれました。


最初に試乗した車は相変わらず家の近所の坂道を登れていないので、試乗とエンジンチェックは必ずした方が良いと思います。
車が来てからも駐車場探しや整備などこまごました事はありますが、快適です!


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