2017年1月8日日曜日

Airbnbと宿の比較。メキシコを旅するならどっちを選ぶべき?


シェアリングエコノミーという言葉の語源にもなっている民泊システム、Airbnb。
メキシコでもかなり普及してきていて、大体どこの町でもリスティング(部屋)を見つけることができるようになってきています。


メキシコで最初に利用した時の体験がとても素晴らしかったので、しばらくAirbnbばかり使っていましたが、この前の11月にメキシコシティを訪れた時は、なんとなく日本人宿のペンションアミーゴに久しぶりに泊まってみました。


すると、やっぱり年季の入ったいい宿には面白い人が集まっていて、出会いがあって、物語がありました。
全体的に値上がりしてきているAirbnbの部屋に比べて料金も安いし、旅人が残していったコアな情報も手に入る。

アミーゴのキッチンに貼ってある、伝説の地図職人・富永さんの地図を見ながら旅の計画を立てている若者を見ていると、宿の歴史や旅のロマンを感じられて、やっぱり宿もいいなと思いました。







ここ2年でメキシコのいろんな場所を訪れ、各地でAirbnbを利用したり宿に泊まったりしていくうちに、その地域によってどちらを利用した方がよりよい滞在が出来るかが、だんだん掴めてきました。


Airbnbの宿泊体験談とメキシコを旅する上でのシステムの利便性、場所によっては宿を選んだ方がいい理由などを個人的な主観になりますがつらつらと書いていきます。


尚、私の旅の予算ですが、一人一泊10USD前後です。
その予算の幅の中での宿選び目線となっております。







グアナファトで1ヶ月滞在した部屋から。


最初のAirbnb体験



私たちがメキシコに移住するにあたって、最初に選んだ町は中央高原地帯にあるグアナファト。
そこにはもちろん知り合いやサポートしてくれる人がいるわけでもなく、まずは自力で家探しをする必要がありました。


そもそもメキシコでどうやって家を探すのかもわかっていなかったので、とりあえずの仮住まいを決めて、そこを拠点に家を探そうと考えました。


そこで初めて利用したのがAirbnb。
1か月あればなんとか見つけられるだろうと、日本にいる間に写真やレビューを見ながら予算内で収まる部屋を探し、丸々1ヶ月間レンタル。
最初の仮住まいとして予約しておきました。


つまり、私たちの最初のAirbnb体験は、ゲストとしての体験でした。



サンフランシスコからのフライトは予定通りの時刻にシラオ空港に着き、そこからタクシーでグアナファトのセントロへ。
なんだかんだでグアナファトに到着した時はもうすでに夜中の12時を過ぎていました。


事前に手帳に書き留めていた住所をたよりに、なんとかその近くと思われる場所までタクシーで来たものの、どれがホストの家なのかさっぱりわかりません。


周りは真っ暗。吹き荒れる強風。移動の疲れに加えて、寒さと眠さと不安な気持ち。
メキシコについてものの1時間で、早速絶望感を味わいながら立ち尽くす私たち。


周りの人に恐る恐る場所を聞いたりしてもわからず、いよいよ体も冷えてきたぞ、と焦りだした頃、ホストのパロマが家のバルコニーから私たちを見つけて声をかけてくれたのです。


パロマは寒そうに震えながら、パジャマで外まで出迎えに来てくれました。
パジャマは日本で売ってるようなフリース素材で、暖かい柔らかい生活を連想させてくれ、気持ちが和みました。


その時の私たちにとってのパロマは、まさにグアダルーペ。
後光がさしてるような登場シーンで、とても印象に残っています。


パロマ達は本当に面倒見のいいホストで、その後の私たちの家探しだけでなく、中古車を探すのも手伝ってくれました。
ビザの申請書類を翻訳、確認してくれたり、素敵な友達も紹介してくれたりもしました。
一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んだり、街を案内してくれたり…。


グアナファトを離れた今も変わらず気にかけてくれていて、自分の価値観が変わるほどの愛情の深さに何度も胸を打たれています。


ホストとゲストという関係からの始まりでしたが、
彼女たち抜きではグアナファトの生活はスタートできなかっただろうし、Airbnbのシステムを通じてこんな出会いがあるのかと感動しました。


パロマたちの家は広くて、私たちの部屋以外にも他に2部屋ぐらい貸し出していたので、滞在中は他のAirbnb利用者とも過ごす機会がありましたが、普段の自分たちの行動パターンでは出会わないような人が多く、刺激的かつ新鮮な気持ちで滞在を楽しめました。












旅の途中の後部座席。まだまだ積んでました。

旅のスタイルに合わせて検索できる便利なフィルター機能




素敵な出会いをもたらしてくれたAirbnbのインパクトはとても強く、カンクンへの引っ越し旅の途中にも、いろんな町でゲストとしてAirbnbを利用しました。


引っ越しがてらの車旅だったため、車のトランクと後部座席には荷物をパンパンに積んだ状態。
大事なものも積み込んでいたので、安全面を考えると宿泊先の敷地内に駐車場があることは必須条件でした。


そこで便利だったのがフィルター機能。
Airbnbは部屋を検索するときに「フィルター機能」で条件面の絞り込みができます。


フィルター機能を使って絞り込む中で、私たちが重視したのは、「キッチンあり」「敷地内無料駐車場」「ワイヤレスインターネット」。


必須条件で絞り込んでもまだ選択肢が多い場合は料金やさらに細かなディティールで絞り込んでいきます。
「寝室にカギがある」「ノートPC向けのワークスペースがある」などなど…


希望のフィルターをかけた後、料金や立地、ホストのレビューを見て部屋を選びました。



普通の安宿で駐車場があるところは少なかった(もしくはあるかないか行ってみないとわからない)ので、事前に条件で検索できるというところがとても便利でした。


みなさんいろんなスタイルで旅をしていると思うのですが、(車、バイク、ペット連れ、子供連れ、荷物が多い、ベジタリアン、etc...)フィルター機能をうまく使えば、あなたのスタイルにぴったりの快適な部屋を事前に見つけられるはずです。


ベジタリアンの人はキッチンが使えたほうが嬉しいでしょうし、子供連れの人も最初から小さい子供を受け入れてもらえるかどうか、わかっていたほうが安心だと思います。


また、ホストと事前にメールでやり取りするので、家やその地域の情報をある程度先に確認するのもよいでしょう。



















Airbnbを使うべき場所と宿に泊まるべき場所



そんなこんなで、メキシコに来てからトータルで10カ所の街でAirbnbを利用しました。

利用した街は以下の通り。
グアナファト、ケレタロ、アグアスカリエンテス、メキシコシティ、クエルナバカ、オアハカ、サンクリストバル、カンペチェ、メリダ、カンクン。


中には、若干部屋がぼろいけどウルルン滞在記のような素敵な家族との滞在もあれば、お金持ちの家で清潔だけどいまいち居心地がよくない滞在も。
基本的に普通の家で受け入れている場合が多いので、旅行者向けの立地ではないローカルな地域に泊まれたりするのも興味深い体験でした。


そのうち、その街の雰囲気によって、Airbnbと宿のどちらを選べばより良い滞在ができるのか、だんだん傾向が分かってきました。



①もともと旅人が集う街の場合、宿の方が安くて快適で面白い人に出会える。


シポリテのおすすめホステル、Lococo。一泊一人100MXN。


メキシコシティもそうですが、パレンケやサンクリストバル、シポリテなど、メキシコの中でも昔から旅人に好まれている場所には必ずといっていいほど宿があります。


中南米を旅している人は長期間旅を続けている人が多く、アルゼンチンやウルグアイといった日本から見ると地球の裏側の人たちと出会うことも少なくありません。
彼らの旅のスタイルは特徴的で、多くの人が中南米を稼ぎながら旅しています。
そのアイデアやインスピレーションはとても興味深いです。


宿のオーナーや管理人、その時のその場所にいる人によって雰囲気が作られるので、同じ場所でも人が違えば印象が違うこともあります。
旅行者同士でこれから先の旅のルートに関する情報を交換できるのも大きなメリットです。




あの宿は楽しかったなー、という宿を後から振り返ってみると、共用スペースのキッチン、リビングの居心地がよかった印象です。
作って食べて飲んで話して、他の人と時間を過ごす場所なので、逆にそこが荒れているところはやめておきましょう。


長期滞在している人が多い、沈没地と言われる場所にはそれなりに理由があります。
気候がいい、物価が安い、治安がいい、景色が綺麗、退屈しないetc...


そのような場所にある宿は、ゆっくり滞在できる準備がすでに整っています。
モラトリアムを過ごす世界各国の人と交流することができるのも旅の醍醐味。
こんな人生もあるんだなと、そんなんもありなんだなと、価値観が広がります。









②旅人が来ない町は宿も古くて高くて味気ない。そういう場所ではAirbnbで部屋を探すべき。


旅人がこないというと語弊があるかもしれませんが、カンペチェやクエルナバカのことです。
カンペチェやクエルナバカにももちろん旅行者はたくさん来ていますが、2、3日滞在しても特に見るものもないし、はっきりいって退屈。
宿も昔ながらのホステル(ちょっと綺麗だけどまあまあ高い)しかなかったりします。


そういう街はもともとあんまり寄りたくはないんだけど、ルート上どうしても経由しないといけないってことがしばしばあるはず。


こういう街は、民泊に向いてます。


なぜかというと、観光だけするのではなく、地元の人の暮らしを体験することで、一見すると退屈だった街も印象が変わって見えるからです。





例えば、クエルナバカで泊まった家。
そこはセントロから離れた、少し郊外にある住宅街にあるお家でした。


ホストのダニエルさんとダニエラさん夫婦(二人合わせてダニエレス)は二人とも消防団に所属。
メキシコの消防団は、ほぼほぼボランティアの人たちで構成されています。


ダニエレスももちろん自分たちの仕事も持っていて、休みにボランティアで消防団の活動も頑張っていた。
二人の出会いも消防団。


話を聞いていると、なんでも、救急の技術を競う世界大会というのがあるらしく、その大会が来年ブラジルであると。
ダニエレスの団はメキシコ国内の大会で見事に入賞し、来年の世界大会への出場が決まり、ブラジルへ行くと。

二人でニコニコしながら、嬉しそうに張り切っていました。




偉いなあ…。
ボランティアでやってる活動を世界大会まで高めるっていうキャパの広さ。
俺なんて…と考えさせられます。


メキシコではボランティア活動をしている人によく出会います。
今まではボランティアの社会貢献について、特に意識することもありませんでしたが、
メキシコでは意識するようになりました。


ダニエレスとは、 Ainbnbを使っていなかったら、おそらく出会えていません。
クエルナバカも、宿に泊まっていたら退屈だったかも。


でも、とてもよい滞在でした。

ダニエレスがレストランに連れて行ってくれた。
クエルナバカの名物料理の大きいジャガイモの料理。








まとめ



日本のカレーを作る。オアハカにて。


いかがでしたか?
メキシコを旅してみたくなりましたか?


宿とAirbnbとそれぞれ一長一短はありますが、宿泊先について2種類のオプションがあるってことは、より興味深い滞在、楽しい思い出ができる確率が上がったということ。
嬉しい変化です。


Airbnbはホテルに泊まるだけではできなかったディープな経験が簡単にできる、画期的なシステムだと思います。


場所や条件に応じて宿泊先を上手く使い分けて、記憶に残る旅を満喫してください!





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