秋田県では、乳頭温泉郷や玉川温泉の拠点として田沢湖でキャンプをしていました。
田沢湖から玉川方面に向うと、国道341号戦沿いに湧き水が湧いています。
こちらの湧き水は昔殿様がお茶を立てるのに使ったとか使ってないとか、由来は定かではないそうですがいつの間にかそう呼ばれるようになったそうです。
国道沿いで取水口も3つくらいあり、年中一定して湧いているようです。車を止めてすぐに汲めるので地元の方々を中心に愛されており、いつ行っても誰かが水を汲んでいました。ペットボトルも50円で販売しており、手ぶらで行っても大丈夫です。
いい湧き水が湧いているところは、残念ながらがめつい人も集まりがちになってしまします。そのため止むを得ず有料になってしまったり、奈良県天川のごろごろ水のように管理されてしまう場合もあります。
しかしここは秋田県の皆さんの人柄そのままに、穏やかな雰囲気が保たれています。
徒歩や自転車、車での旅人も多く利用しているので、ちょっと座って地元の人と世間話をしたり、旅人同士で話しをしたりしている人も居ました。
私たちも水を汲みに行った際に、以前住んでいた街の一駅隣、長岡京市から来ているご夫婦と一緒になり、”こんなところで同郷の人と会えるのは嬉しいなあ!”と喜んでもらえました。
水はまろやかでクセがなく、飲むだけでなく、調理にもふんだんに使っていました。水がいいと料理の質が格段にあがりますよ。
夏から秋(6月〜11月)にかけては前の駐車場で地元野菜の直売も行っているそうで、秋田の逸品、いぶりがっこもあるみたいです。食べたかったなあ…
岩の間から湧く冷たく澄んだ水。まさに岩清水。 |
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