2015年9月29日火曜日

無料で泊まれるキャンプ場〜秋田・青森・北海道〜

北東北、北海道はキャンプ場が沢山あり、居心地も抜群ですが、その中でも特に過ごしやすく、なおかつ無料のキャンプ場を。次回のよい旅に。


秋田港から車で40分ほど走ると着きます。オートキャンプやトレーラーハウス、バンガロー、テントと好みのスタイルで宿泊できます。炊事場は夜でも自動で明かりがつくし、トイレも水洗で綺麗です。管理棟にはWifiも飛んでいて利用できます。有料ですが洗濯機も利用できました。


管理されている方々も本当にいい人たちで、秋田県民の印象がとても良くなりました。北東北の旅のルートを相談すると、山菜、温泉、キャンプ場を組み込んだ魅力的なコースを、手書きの地図付きで提案してくださいました。


料金ですが、バンガロー(前日でも取れたが要予約)が1棟520円!安いです。コンセントもあるし雨でも平気です。3畳と広くはありませんが、快適です。
そしてなんと、バンガローの前に広がる芝生のテントサイトは無料!!地面もフラットで安定していて、芝生の周りの木でハンモックもできます。
秋田港の近くで宿を探していたのですが、なかなか予算に合う場所が見つかりませんでした。最後にここを見つけることができたので、本当に良かったです。


ここから30分くらい北上すると道の駅てんのうがあり、そこで新鮮な魚介類、地元の野菜がお値打ち価格で手に入ります。道の駅てんのうで買い出しをして、モール泉の貝の沢温泉に入り、芝生でキャンプできます。

はたはたの唐揚げ、コハダ、しめ鯖、イカの塩辛、鯵の南蛮漬けを地酒で。



桜林公園(弘前市)

こちらは青森県は弘前市の桜で有名な公園。岩木山麓のフリーキャンプ場です。バーベキューもできる炊事場があり、かわいい水場、綺麗な水洗トイレがあります。地元では花見の名所として知られ、飲んで食べて寝れるという最高の花見スポットです。
近くに上質の温泉も何種類かあり、どこの温泉に行くか悩みます。オススメは、温もりたいなら百沢温泉、夏でさっぱりしたいなら嶽温泉です。

水場


ただ、私たちが泊まった時にはたまたまだったのか、隣の大きな広場で車のレース大会が開催されていて、一日中 B'zが鳴り響いていました。また夜には、人間違いで奇声を浴びせかけられる羽目になったりと、無料ならではのカオス感はありました。

適度に影もできるのでぐっすり寝れます



弘前市は今回の旅のハイライトでした。明治大正の美しい洋風建築が今尚残り、市場ではチャーシュー丼が150円、ワンタンスープが150円。津軽弁。古着屋(ジャンブルストア)にも掘り出し物が沢山。建物も本も服も、古いけれども長年大切にされている輝きがありました。太宰治が過ごした景色がそのまま残っていながらも、独自のカルチャーが鮮度を保っています。
2、3日ここでキャンプしながら、弘前の街に飛ばされ、温泉を堪能するのをオススメします。


野塚野営場(積丹町)

北海道は積丹半島の先端にあるキャンプ場。夏の海水浴シーズンは込み合うそうですが、私たちが訪れたのは5月中旬。まだ寒かったですがほぼ貸切で、海を見ながら焚き火をしてゆっくり過ごすことができました。
こちらも炊事場は自動点灯、水洗トイレです。キャンプ自体は通年無料ですが、冬場は水の出ていない時期もあるそうなので、役場に確認してから利用したほうがベターです。


素晴らしいのはその景観。青が綺麗な積丹の海に、夕日が沈んでいきます。

寒いが綺麗


また、神威岬の手前の神岬漁港は、ホッケのポイントでサビキで釣ることができます。私たちは残念ながら坊主でしたが、隣で大量に釣っていたご夫婦にホッケを2匹頂きました。釣りの後は冷えた体を温めに、近くのシララ温泉へ立ち寄りました。湯船は一つで、夜だったので景色は何も見えませんでしたが泉質がトロトロの泡つきで最高でした。
いただいたホッケは1匹は七輪でその場で焼いて、もう一匹は開いて一夜干しにしました。ホッケは新鮮なうちに焼くより、干物にしたほうが旨味が出て美味しかったです。


ベストシーズンの前後は少し寒いかもしれませんが、静かな環境で素晴らしい景色をみながらリラックスして焚き火ができるので、キャンプする価値があると思います。











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