Shady Cove Campground (シェーディーコーヴ)
ポートランドの街から約2時間(90マイル/145km)でアクセス可能な穴場のキャンプ場のご紹介です。
行き方ですが、まずはポートランドから5号線を南下してSalemという街を目指します。
Salemに入ったら、22号線を左折するようにして東へ進み、Mehamaの方へ。
のんびりした小さな集落を幾つか越えていき、Gatesで左折します。方角的には北の方。
Gatesのあたりはドライブインぐらいしかなく、左折する交差点も看板は一応でていますが特に目印もないので、もし道に不安があるのならばこの辺りで
「North Fork Roadを通ってShady Cove Campgroundに行きたいです」
と聞くと間違いないと思います。
North Fork Roadは穏やかな古い森が続く綺麗な山道。
しばらく行くと砂利道(NF2209からNF-2207)になり、そのまま進むと右手に看板を見つけることができます。
乾季は山火事に注意が必要。 |
このキャンプ場にはトイレはありますが、電気も水も来ていないのでかなりプリミティブなキャンプを楽しむことができます。
1サイトの利用料金は8ドルで、キャンプサイトのスペースは全部で13個。
予約不可で早い者勝ちです。
支払い方法ですが、管理人は常駐していないので、自分で利用届けに名前を書いて所定のボックスにお金を入れるだけ。
予約ができないので現地まで行って満員だったらどうしようと不安でしたが、キャンプ場に掛かっている橋を渡った奥に、さらにプリミティブなサイトもあります。
こちらは定員もなく無料で自由にキャンプすることができるので、万が一キャンプ場がいっぱいでも安心です。
でも、Shady Cove の方がテーブルもあるし地面はフラットだし、何より明るくて安心感があるので8ドル払う価値は十分にあると思います。
利用している人たちは静かにキャンプを楽しんでいる家族連れが多く、年齢層は高め。
通年オープンしていて、7月から9月がベストシーズンのようです。
私たちが訪れたのは6月でしたが、暑くもなく寒くもなく快適でした。
キャンプ場のあるこの地域はOpal creekという場所で、後から知ったのですが昔はオパール鉱山が近くにあったようです。
かなり気になるので、次回訪れたときには鉱山跡まで行って鉱物採集したいです。
近くには川の水を利用した天然プールやハイキングコースもあり、深い森を散策することもできます。
キャンプ場のあるこの地域はOpal creekという場所で、後から知ったのですが昔はオパール鉱山が近くにあったようです。
かなり気になるので、次回訪れたときには鉱山跡まで行って鉱物採集したいです。
近くには川の水を利用した天然プールやハイキングコースもあり、深い森を散策することもできます。
キャンプサイト。地面は砂利だけどフラット。 |
キャンプ場の横を流れている川の水がとにかく美しいので、みんなそこで泳いだり釣りをしたりしている。
ダートの道を走ってきたせいで砂埃を身体中に浴びていたので、まずはザブンと川に飛び込み、ひとしきり泳ぐ。
体が冷えたらハンモックで日光浴。
温まったらまた川へ。
ビールを片手に至福のルーティーンを繰り返しました。
英語ではClystal clearと表現されていた水は、底まで見えるほど澄んでおり、薄いエメラルド色。
綺麗な水のそばでゆっくりとした時間を過ごすと、体も心もゆるゆるとほどけていき、この場所に来れたことが嬉しくなった。
抜群の透明度。 |
日が沈んでくると、夕暮れの空がエメラルドの水面に映り、まるでオパールのような遊色に変化していく。
この辺りが鉱山跡だということを知らなかったので、
「ああ、この時間のこの色がオパールクリークという名前の由来なんだなあ」
と勝手に思い込みながら、ゆっくりと変化していく空と水面を暗くなるまで眺めていた。
夕暮れ時のとろけそうな色。 |
夜は星を見ながら焚き火にあたり、ハンモックで眠る。
電気も水もないシンプルな場所だけど、何も必要にならない空間。
このぐらいのキャンプ場がもしかしたら一番贅沢なのかもしれないですね。
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